ゼーベック効果
(その3)

おっさんHobby

ゼーベック効果(その3)

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 4個つないでみた

今回は前回と同じ方法で素子を1個から4個に増やし直列につないで試した。

ペルチェ素子

 前回ペルチェ素子のセラミック面に直接お湯と氷水を接触させてみたが結構簡単に出来たので同じ方法で素子を4個つないで試せる箱を作ってみた。

前回使ったペルチェ素子を使おうと素子を固定するために使った接着剤をはがしたところ角が割れてしまった。表面のセラミック板は薄いので丁寧に扱わないと割れてしまう。

 箱の作成

前回使用した残りのポリスチレンボードを利用。

スチレンボード

 容器の構造

小さな容器を作り中央にペルチェ素子を4個並べ左右のスペースに熱湯と氷水が入るようにした。


スチレンボードで作った容器の構造

素子を4つ固定する穴を開ける。




素子をはめ込む


左から2番目の素子だけ色がついているのは、この素子をNo1でアルミ板をつけて使っていた。その時にアルミ板との間に専用のシリコングリスを塗っていたので色がついている。拭いても取れない。


横板と底板を切り取る



組み立てて張り合わせる






 実験結果

赤色LED(OSR6LU5B64A-5V)が点けばいいなと思い3個並列につなぎ氷水と熱湯を注ぐと明るく光った。


水漏れ対策で容器に入れてある。

電圧を計ると無負荷で6V程度の電圧だった。

もう少しLEDの手持ちが有ったので7個つないでみると3個の時と同じ明るさで点灯した。

早くも水漏れが始まった。

6V用のDCモーター(FA-130RA-2270)をつないでみたがこれも何とか回っている。

6Vモーター

4個までの結果だが素子を1個づつ増やし測定してみると個数に応じて電圧は上がっていくようだ。

箱から水が漏れしてきたので温度差と出力の関係は測定できなかった。再度水漏れを治して書き込みますのでしばらくお待ちください。

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