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          後15年で旧暦が終わる
         
          平成29年5月17日(この記事は約1分で読めます)
 
          2033年に旧暦の日付が決められなくなる問題
          正規の暦ではないが旧暦(大陰太陽暦)は今でも日常生活の中に深く入り込んでいる。
 この旧暦が2033年には使えなくなる恐れがある。
 
          国立天文台が観測、発表
        
          1分で理由の全部を説明するのはさすがに無理があるので少し端折って説明すると、現在、国立天文台が観測し発表する数値に基づいて旧暦を作成している。観測によって得られた24節気などの情報は官報で発表するが、その数値に基づいて旧暦を作るのは民間の仕事である。
         
          明治に旧暦から現代の暦に改定
        
          明治に旧暦から現在の暦に改定したので、旧暦は政府の機関が作る事は出来ないので、民間人が作っている。
 2033年になると今まで旧暦を作ってきたルールが使えなくなってしまう。
 
 今までのルールを変更して、誤差が少なくなる方法の一つを適用した新しいルールを作れば良いのだが、幾通りも考えられる変更方法のどれを、誰が、選ぶのか問題になる。
 
 きっと、これが正しい旧暦だと主張する、本家旧暦、元祖旧暦、真実の旧暦など色々出現する予感がしてならない。もちろん正規の暦ではないので政府がこれにしなさいなどと口を出すことは出来ない。
 
 権威のありそうな一般社団法人日本カレンダー暦文化振興協会が案を出してまとめていくと思われるが、マスコミネタになり皆さんが一気に旧暦に詳しくなりそうである。
 
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