おっさんhobby
台風21号の大阪湾の潮位変化

 台風21号と大阪の潮位

 2018年9月4日に大阪を通過した台風21号ですが大阪湾に最高潮位をもたらし関西空港にも浸水等の大きな被害を与えました。

大阪験潮所のデータを見るとそのすごさがよく分かります。

2018年9月4日の大阪験潮所の潮位グラフ
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 リアルタイムデータ

海上保安庁はWEB上に5分間隔の験潮結果のグラフをリアルタイムで掲載しています。

験潮所(海上保安庁所管の20箇所、気象庁所管の72箇所)で5分ごとに測定されたもので5分間隔のリアルタイムデータをグラフと数値での両方で配信しています。

 私の住む大阪は台風の直撃を受けたので実際画面を見ている暇はなかったのですが後で見るとそのすごさが良く分かります。

「おっさんHobby」のホームページ「今日の東京・名古屋・大阪・博多の満潮干潮」で毎日お知らせしていますが、海上保安庁のWEB上で公表されているリアルタイム潮位の記録の方は過去6日間のデータを閲覧出来ますが、それ以前のものは消去されWEB上では閲覧できません。せっかくの記録ですのでグラフの一部を掲載しています。

 実際のグラフ

2018年9月4日の大阪験潮所の潮位グラフ

 9月4日の月齢は23.7で下弦(半月) のあくる日ですから天文潮位の値を示す赤線は満潮で1m40cmあたりと低い値を示しています。
しかし実測の潮位はほぼ予想線をトレースしていたのに13時あたりから急激に高くなり14時過ぎには4.1mの線に届く脅威的な数値を示しています。


2018年9月10日の大阪験潮所の潮位グラフ

9月10日のお昼のグラフですが10日は新月で天文潮位は高く1.8mあたりを指しており、実際の潮位を表す黒い線もほぼ同じ値をトレースしています。


2018年9月4日の室戸岬験潮所の潮位グラフ

上下に細かく振れ長時間にわたり高い潮位を示しており台風の通過時には3mあたりを指しています。


2018年9月10日の室戸岬験潮所の潮位グラフ

10日のお昼ごろのブラフです。
ほぼ予想値の曲線をトレースしています。


2018年9月4日の白浜験潮所の潮位グラフ

白浜のデーターです。台風接近時には小刻みに上下しています。